OKINAWAコラム!

【沖縄知識】シーサーの祖先。

 

オセロット!昆布山葵です。

 

僕は沖縄の某観光地で働いているのですが、観光客のお客様に、

『冬でもシーサーを見られる場所ってありますか?』

と聞かれることがよくあります。週3くらいで。

 

最初のころは『季節に関わらずシーサーはどこにでもいますよ・・・?』と困惑していましたが、数週間働いてようやく、ほとんどのお客様が『シーサー』と『エイサー』を間違っているのだと気づきました。

 

 

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近頃は日本全国で有名になってきた、沖縄の守り神シーサー。

当サイトの名前にもなっている素敵で可愛い守り神でございますね。

 

基本的に沖縄にのみ生息(?)するシーサーですが、実は沖縄以外の都道府県にもシーサーの仲間がいることをご存知ですか?

 

誰でも一度は目にしたことがあるであろう、彼もまたシーサーの仲間なのです。

 

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それがこちら。

そう、狛犬というやつですね。

 

シーサーの語源は獅子。

対して狛犬にはという字が入っているので一見全く違うもののように見えますが、実はシーサーも狛犬も元々は同じ物が変化して出来たと言われているんです。

 

いわば、シーサーと狛犬はイトコみたいなもんです。

そして、そのモデルになったと言われているのが中国の石獅というもの。

 

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石獅のいい写真がなかったのですが、この写真が中国の獅子です。

 写真のものは陶製ですが、石獅も形は似たようなもんなので参考までに。

 

沖縄には現在でも、中国の石獅とほぼ同じものがシーサーとして置かれていることもあります。

毎日シーサーを見ている沖縄県民でも、ぱっと見で区別出来ないほどシーサーと石獅は似ているのです。

でもたぶん、沖縄県民は狛犬見ても『シーサーだ!』って言うと思います。

動物園でライオン見た子供が『シーサーだ!』って言ってるくらいですから。

 

 

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ちなみに先程の中国獅子の写真も沖縄県南城市の観光地、おきなわワールドにあります。

真ん中の緑色をした二体がシーサーではなく中国獅子(陶製)です。

下の二体もシーサーなのか石獅なのか微妙ですが・・・

 

 

 

 

と、長くなりましたが、ここまでが前置きです。

シーサーと狛犬は中国の石獅が変化したもの、というところまでご説明しましたが、ではその中国の石獅は何が変化して出来たものなのでしょうか。

 

実はシーサーや狛犬のように、獅子を象った魔除けの置物というのは世界各地にありまして、その全てが元は一つの獅子像から始まったと言われているのです。

 

それではこちらから、その進化の歴史を大まかに辿っていってみましょう。

 

 

 

沖縄のシーサー

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↓祖先

 

中国の石獅

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↓祖先

 

シンガポールのマーライオン

※但し、現在観光地として有名な彫刻より前のもの。

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↓祖先

 

エジプトのスフィンクス

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そう、シーサーの祖先を遡ると、最終的にはスフィンクスに辿り着くのです。

いわばスフィンクスはシーサーの先祖。おじいちゃん。もしくはおばあちゃんなのです。

 

一回マーライオンも経由してますし、シーサー一族は世界中の観光地で繁栄しているのですね。

 

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もちろん沖縄の観光地でも大繁栄してます。ふてぶてしい感じに。

 

 

ちなみに今回の記事で書いた順番は一説です。

別の資料には少し違う順番で書かれていましたが、最終的にスフィンクスに辿り着くという点ではどの資料でも同じです。

また、今回は日本でも有名な獅子像のみを挙げましたが、実際にはもっと多くの獅子像を経由しています。だいたい18~19くらい。

 

 でも日本でマイナーな獅子像に関しては、フリーのいい写真が見つからなかったので今回のご紹介はここまで!

そのうち大富豪になったら世界中の獅子像を撮影して歩きたいと思います。

ビルゲイツさん、寄付お願いします。5億くらい。

 

それではまた!

 

 

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