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垣花樋川は天国かと思うくらいの絶景スポットだった

2018/07/16

本日ご紹介しますのは、沖縄県南城市の『垣花樋川』です。
垣花樋川と書いて『かきのはなひーじゃー』と読みます。難読漢字にも程がありますね。

樋川(ひーじゃー)というのは沖縄に点在する共同水場の呼び名です。
井戸・湧水・小川など、生活用水に使える水を一箇所に集めたような場所を総称して樋川と呼びます。
水道が普及した今ではあまり使われなくなりましたが、昔は村ごとに樋川を持っていて、付近の村人が飲み水の確保・入浴・洗濯などに利用していました。

垣花樋川は、垣花という地域にある樋川なので垣花樋川と呼ばれています。
もしもこの地域に『金玉ぶるるるん大将軍』という名前の村があったなら金玉ぶるるるん大将軍樋川になっていたことでしょう。
そんな名前になっていなくて良かったですね。

画像:奇跡的に『金玉ぶるるるん大将軍樋川』にならずに済んだ垣花樋川。

 

もともと樋川は生活用水を確保するための場所ですから、『水が綺麗』なのにこだわったとしても、『風景が綺麗』である必要はないんですよ。
なので現存する樋川を巡ってみると、地域の人々の生活に密着しすぎてて小汚かったりするんです。
皆さんも近所の井戸とか想像してみてください。別に周囲が綺麗ってわけじゃない場所がほとんどだと思います。

でも、垣花樋川の風景は別格なんですよ。
僕が初めて垣花樋川を訪れたとき、なんて言ったと思います?
『わー!綺麗じゃん!』とか『絶景スポットだなぁ!』とかじゃないですよ。

『天国かよ』

↑ですよ第一声。
垣花樋川から見える景色があまりにも綺麗だったので、死んだのかと思いましたからね
あたり一面から湧き出す水に光が反射して地面がキラキラ輝いてるし、色とりどりの蝶は飛んでるし、視線の先には水平線が見えてあの世かと思いました。
単純に綺麗な景色ってたくさんあると思うんですけど、天国っぽい光景だと感じたのは後にも先にもあの時だけでした。

 

画像:メチャクチャ無理やり崖崩れを抑えててちょっとうける。

 

さて、それでは垣花樋川への道のりをご紹介したいと思います。
垣花樋川には一応駐車場があるんですが、駐車場から垣花樋川までは数百メートルの坂を降りなければなりません
その道のりがちょっと険しいので、初めて訪れた人は『本当にここで合ってる?地獄行きの罠とかじゃない?』と不安になってしまうのです。
何を隠そう、僕が垣花樋川に到着して最初に『天国かよ』と思った原因のひとつが、この坂でいつのまにか死んだ可能性があると思ったことでした。

上の写真を見ていただくとわかると思うんですが、まずもって両側の岩が崩れる気マンマンです。
頻繁に崩落情報があるわけではないのでとりあえず大丈夫だと思いますが、崩れて潰された場合はもうドンマイとしか言えません。

また、両脇が草むらなのでほぼ100%でハブが住み着いています
薮をつついて蛇をだす…なんてことわざがありますが、この辺の藪をつついたら高確率でハブが出ます。
ハブに噛まれたら良くてジ・エンド、悪くてジ・エンドなので、絶対に藪に近寄らないようにしてください。
大丈夫!ハブは余計なちょっかいを出さない限りあんまり噛み付いてきません。

 

画像:昔の石畳が残っていて風情はある。

 

いきなり怖い部分ばかり紹介してしまいましたが、垣花樋川への道のりはなかなか楽しくもあります。
昔からほとんど手を加えられていない道なので、歩いているだけで歴史が感じられるんですよ。

江戸時代、水戸黄門なんかはこんな風情のある道を歩いて旅していたんでしょうね。
気分はさながらうっかり八兵衛、あるいはどん兵衛といったところでしょうか。

 

画像:そもそもトラップ本体は見つからなかった。

 

どうでもいいんですが、途中にこんな看板がありました。

『ハリガネムシ成虫誘殺防除実験トラップです。ご協力お願いします』

何をどうご協力すればいいのかわかりませんが、とりあえず『がんばれ』と声をかけておきました。
皆さんも垣花樋川にお立ちよりの際には、ハリガネムシ成虫誘殺トラップにご協力してあげてくださいね。

っていうかこの看板、完全に金網の向こう側にいたんですけど、どうやって取り出すつもりなんでしょうか。

 

画像:ちっちゃい泉がいたるところにある。

 

そんなこんなで垣花樋川に到着です!
見ってコレ。天国さながらの絶景スポットでしょうが。
カメラを通すと魅力が伝わりにくいんですが、肉眼で見ると本当に綺麗なんですよ。昇天しそうになるくらい。

そこらじゅうから清水が湧き出ています。いやもう清水っていうか聖水ですよ。
流れ出す水の綺麗さが尋常じゃない。そんじょそこらの悪魔くらいなら垣花樋川の水で消し飛びそうです。
心なしか、僕の小指もちょっと溶けてた気がします。

 

画像:六甲の美味しい水もびっくりの透明度。

 

垣花樋川から湧き出す水は全国名水百選にも選ばれているほど綺麗なんです。
こんなに綺麗な水が、壁からも地面からもジャバジャバと際限なく湧き出してるんですよ。

なんとこの水が常時無料で飲み放題です。やったね!
そこのお父さん!居酒屋の安酒なんかに90分3000円とか出してる場合じゃないですよ!
垣花樋川に来れば、なんと∞分0円!永・久・無・料ゥ!!やったぜ!!

しかも水ですから、アルコール分0%!糖質0%!プリン体0%ォ!
きました!話題のゼロ系飲料ってやつです!!いくら飲んでも肝臓に負担をかけない!財布に負担をかけない!夢の飲み物!

それが垣花樋川の水なのです!!!!

そう思いますか社長さん!
そうでしょうとも!そうでしょうとも!

垣花樋川は海沿いなので12月の真夜中に行けば激寒でしょうし、夜間はハブリスク(ハブに噛まれてジ・エンドとなるリスクのこと)も爆上げですけどね!
まぁ忘年会なんてクソみたいな集い、どこでやったって同じですよね!!

 

画像:壁から湧いた水に苔が生えて異世界みたいになってる。

画像:壁のいろんなところから水が湧いてる。

 

でも、せっかく垣花樋川に行くならやっぱり日中がオススメですね。
それも晴れた日の午前中。かつて僕が感動した『天国みたいな光景』を見るならこのタイミングしかありません。
垣花樋川から湧き出る水に太陽光が反射して光の渦に巻き込まれるあの感覚は、太陽の位置とタイミングを合わせないと現れないんです。

あまり観光雑誌にも掲載されていない場所なんですが、垣花樋川は沖縄本島内でもトップクラスの絶景スポットだと思います。
絶景スポットに行きたい方、あまり観光客に知られていないスポットに行きたい方、無料の飲み放題(水)を体験したい方は、ぜひ垣花樋川に行ってみてくださいね!

 

それでは最後に、垣花樋川の基本情報です。

名前 垣花樋川(かきのはなひーじゃー)
タイプ 自然/湧水
住所 沖縄県南城市玉城垣花川原垣花
電話番号 --
入場料 無料
定休日 年中無休
営業時間 見学自由
所要時間 20分
駐車場 無料(2台程度)
トイレ 無し
服装 歩きやすい格好・濡れても良い格好
観光客へのオススメ度 ☆☆☆☆

すごい綺麗なので行ってほしいけど、道がちょっと険しい。

地元民へのオススメ度 ☆☆☆☆☆

川エビとかいるので子供が大喜び。

ディープスポット度 ☆☆

観光客が殺到するというほどでもないけど、調べればすぐ名前が出てくるレベル。

バリアフリー ×

急な坂か急な階段を利用しないと到達できません。

周辺の観光地 むら咲むらまで車で20分

座喜味城跡まで車で20分

備考 周辺にトイレや自販機などが無いので、準備を整えてからいきましょう。

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