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七つ墓 ~なんか聞いたことある幽霊~

オセロット!昆布山葵です。

本日ご紹介いたしますのは、那覇市にあります七つ墓

前回から、お墓などの『観光地でない』場所の情報も紹介していくことにしたので、よろしくお願いします。

 

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七つ墓があるのは、国際通りの脇道の一つ、沖映通りのさらに裏手。

わかりやすい目印は、大型書店ジュンク堂です。この真裏にあります。

上の写真を見てもらえばわかると思うのですが、このあたりは那覇でも昔から栄えている地域なので、隙間なくビルや民家などが立ち並んでいるのですが…。

そんな街中に、謎の森が残っているのです。

 

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ジュンク堂裏手から撮影。

 

写真中央の森が、七つ墓と呼ばれる場所。

民家やビルに完全に囲まれているので入ることはできませんが、昔から残されている森です。

 

なんでも、この森の中には数百年前から残るお墓が七つ並んで残っているとのことで、昔から幽霊のでる森としてしられていたそうです。

僕の母親が『どんな場所かしらんけど、私が子供のころから七つ墓って呼ばれてるよ。幽霊がでるってのも聞いたことある。』と言ってたので、少なくとも40年以上前から心霊スポットとして扱われてきたようです。

 

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さらに別角度。

 

どっかから入れないかと思って一周してみたんですが、民家の敷地内をまたがないと無理そうでした。

いくら取材したい場所があるといっても、人ん家に侵入するのは僕の良識がゆるしません。英国紳士としてはね。

 

さてさて、入るのは無理だったので、ここで七つ墓に伝わる怪談を一つご紹介しましょう。

怪談、といっても別に怖くないタイプのやつなんで、オカルトが苦手な人でも読めると思います。なんか日本昔話みたいな話なんで、とりあえず読んでみてください。

 

 

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昔、このあたりには一人暮らしの老婆が営む商店があった。

ある日、その老婆の商店に、若い女性が来店し、お菓子を買っていった。

その女性は青白い顔をしており、手足は白く細長く、俯いて元気がなかった為、老婆は怪訝に思ったが、女性はキチンとお金も払ったので、お菓子を売って帰ってもらった。

 

しかしその日の閉店後、老婆が売上の勘定をしていると、妙なことが起こっていた。

売上の銭の中に、銭の形に切り取られたウチカビ(現在でも沖縄で使われている、霊に捧げる紙のお金)が混ざっていたのだ。

不信に思いながらも、老婆はわけがわからず、幾日も過ごした。

 

その後も、2~3日置きに、売上の銭がウチカビに変わる、ということが起こるようになった。

老婆は原因を突き止めようと、注意してみていたのだが、誰がウチカビを置いていくのかがわからない。

しかし、例の若い女性がお菓子を買っていく日に限って、このような異変が起こることに気づき、女性の正体を突き止めることにした。

 

いつものようにお菓子を買いにきた女性に、老婆は何食わぬ顔でお菓子を渡し、帰ってゆく女性のあとをこっそりつけていったのだ。

 

すると、女性は七つ墓の前で立ち止まり、蓋の空いていた墓の中へ入っていったのだ。しかも、その墓室の中からは、赤ん坊の泣き声がする。

 

女性が幽霊だと気づいた老婆は腰を抜かして、村へ逃げ帰った。

そして翌日、村の者と共に七つ墓を訪れ、事実を確認した。

 

七つ墓の中からは、死後まもない女性の遺体と、生きた赤ん坊が出てきたのだ。

赤ん坊は、老婆の店で買ったお菓子を食べて生きながらえていた。

 

老婆と村の衆は驚き、すぐに赤ん坊を村に連れ帰った。

村に帰り、この一件を調べてみると、すぐに女性の夫が見つかった。

なんとこの夫、臨月の妻が病に伏したのを見るや、看病もせず、『妻も、お腹の子も、もうどうせ長くないだろう』と決めつけ、妻を空室となっていた七つ墓に放りこんで放置したというのだ。

 

それでも妻は子供が生まれるまで生き続け、さらに死後も幽霊となり、子供の食べ物を探すため老婆の商店まで来ていたのだ。

事情を知った村の人々はユタや易学者を呼んで、女性を手厚く葬り、子供を育てた。

それ以来、女性の霊が現れることはなかった、とのこと。

 

ちなみに、この話は琉球の役人の耳に入り、妻を殺した罪に問われた男は、厳罰をうけたとのことです。

 

hr

 

 

なんか聞いたことある話だと思った人も多いんじゃないでしょうか。

そう、それこそ、まんが日本昔話でも放映された『子育て幽霊』という話にそっくりなんです。

飴買い幽霊ともいいますね。

 

ウィキペディアによると、この話は中国の『餅を買う女』という怪談が基になっていると考えられており、親の恩を説くものとして多くの僧侶に説教の題材として用いられたことがあったという経緯から、日本全国に『子育て幽霊の舞台』と言われる場所が残されているそうなんです。

 

かつて中国と親交の深かった沖縄でももちろん例に漏れず『餅を買う女』の話は伝わり、七つ墓で起こった怪談話として伝わるようになったと考えるのが妥当ではないでしょうか。

 

実際に七つ墓でこのような事件が起こったのかどうかは定かではありませんが、少なくともこの怪談自体は中国から伝わった話がもとになったんだと思います。

 

ところで、うちの母親に七つ墓の話を聞いたとき、母がちょっと気になることを言っておりました。

『私の友達に霊感の強いって子がいてね、その子が七つ墓を通るたびに「あの山にはいつも幽霊がいる!」って言ってたのよ。』

 

僕は、オカルト好きにして幽霊否定派なので、この話を聞いて鼻で笑っちゃったのですが、今思い返せばひとつだけ気になったのが、

 

『その子が言うにはね、「蓋があいてるお墓の上に、すごい怖い男のひとが道路側を睨みながら座ってる」って。だから七つ墓の前は通りたくないって言ってた。』

という発言。

女の幽霊がでる!ではなく、男の幽霊がでる!ってとこが若干怖いですよね。

言い伝え的には、女性の幽霊はすでに成仏しているそうなのですが、じゃあ、言い伝えが本当なら、処刑された夫の幽霊は…?とか思うと、オカルティック魂が燃え上がります。

 

 

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ちなみに七つ墓、なんか売りに出されてました。

心霊スポットが欲しかった!ってアナタにオススメの物件です。

買ってみるといいんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

それでは最後に、七つ墓の基本情報です。

 

名前 七つ墓
タイプ お墓/心霊スポット
住所
沖縄県那覇市牧志1丁目19−16
電話番号 --
入場できません 入場できません
定休日 年中無休
営業時間 見学自由

※但し、内部には入れません。

所要時間 5分
駐車場 無し
マップ [map addr="26.218807, 127.684935" width="100%" height="300px"]
トイレの綺麗さ 無し
服装 歩きやすい靴で!
キャッチフレーズ --
観光客へのオススメ度 <星なし>

観光地としてのご紹介ではありません。

地元民へのオススメ度 <星なし>

見に行っても、中に入れません。

ディープスポット度 ☆☆☆☆

すごい街中に残された、古代の心霊スポット。

接客 --
バリアフリー ×
周辺の観光地 国際通りまで歩いて5分

崇元寺石門まで歩いて15分

シーサーの生息数 0体。
備考 民家に侵入しないようにしましょう。

 

尚、この情報は記事作成時(2014年6月)時点のものであり、現在の情報と異なる場合がありますのでご注意くださいませ。評価に関しても管理人・昆布山葵の独断ですからあくまで参考までに!

 

イギリスなんかだと、歴史ある心霊マンションが観光スポットとして人気だったりするらしいんですよね。

七つ墓を買い取る予定の人にも、そうゆうビジネスチャンスがあるかもしれませんよ!

 

 

それではまた!

 

 

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←でもお守りは肯定派。

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