OKINAWAコラム!

沖縄のジュゴンが少なすぎる。

 

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基地建設問題などで、たびたび全国ニュースにも取り上げられる沖縄の生き物、ジュゴン。

昔は沖縄県内各地の海岸で多く見られた生き物でしたが、自然破壊や乱獲などで徐々に数を減らし、今では滅多に見られることのない幻の生き物になってしまいました。

 

ジュゴンとは沖縄以南の限られた地域にのみ生息するカイギュウ目の水棲哺乳類。人魚のモデルになったとも言われている愛らしい生物です。

ジュゴンはかつてアフリカ東海岸からオーストラリア付近まで広く生息していた生き物ですが、繁殖力が弱く、餌場の減少や人間による乱獲の影響でどんどん数を減らし、現在では絶滅危惧種に指定されています。

現に、台湾近海やモーリシャス近海に生息していたジュゴンはすでに絶滅しており、このままだと沖縄に住むジュゴンも近いうちに絶滅してしまうと考えられています。

 

さて、ここからが本題です。

ジュゴンって、沖縄に何匹くらい生き残ってると思います?

ちなみに、現在ジュゴンが最も多く生き残っているオーストラリアには推定10万頭のジュゴンがいるとされています。

 

正解は、3頭です。

3万頭じゃないですよ。3頭です。

 

『沖縄のジュゴンを守れ!』って言う方は、たくさんいるんですよ。

僕も生き物が好きですから、ジュゴンを守りたいという想いは同じです。

でも、沖縄近海に何頭のジュゴンが生きているのかを知っている人は、実はあまりいません。

なんやかんやで1000頭くらいはいると思っている方がいます。

ニュースでも『基地建設が進めばジュゴンが絶滅してしまう!』と言いますが、『このまま放っておいても絶対に絶滅する』ことは言ってくれないんですよね。

 

しかも生き残った3頭のうち2頭は親子であることが確認されており、20頭いて1頭増えるかどうか…といわれるほど繁殖力の低いジュゴンが、沖縄の環境下で自然繁殖する事はもはや不可能とみられています。

もう絶滅は免れないなら、せめて今生き残ったジュゴンに長生きしてほしい…と思うのが人情ってものですが、ジュゴンの餌であるアマモが生える海岸もどんどん減っているのが現状です。

 

『基地建設でアマモ場が失われれば、ジュゴンの住処が失われる!!』という声が上がる裏で、古宇利島や東浜といったジュゴンの目撃が多い場所がどんどん開発され、埋め立てられ、そこにあったアマモ場が消失していっている事に、多くの人は気づいていません。

そりゃそうです。海底に生えた海藻が減っていってるなんて、地上で暮らしてたら気づきません。僕らは半魚人じゃないのです。

辺野古の基地建設を阻止すればジュゴンが守られると信じている人がマジでたくさんいます。でも、そうゆう問題じゃないんです。

 

ハッキリ言って、もはや僕のようなちっぽけな人間に守れる次元の話ではなくなっています。

僕がいくらジュゴンを守りたいと願っても、何の力にもなれません…

僕に…ジュゴンを守るだけの力があれば…きっと沖縄の海岸をジュゴンの楽園にしてあげられたのに…

力が…力が欲しい…!!

 

ー力が欲しいかー

 

…!?

だ、だれだ!?

 

ー青年よー

ー力が欲しいかー

 

…あぁ!欲しい!!

力が欲しい!!!

ジュゴンを守れるだけの力が!!!

 

 

ーアンケートにご協力ありがとうございましたー

 

 

もし僕が来世で神になったら、ジュゴンを増やしてあげようと思います。

 

 
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