OKINAWAコラム!

現代人に知ってもらいたい恩納ナビィの歌

今日は、琉球王国時代に活躍した女流歌人・恩納ナビィについてお話したいと思います。
恩納ナビィは『琉歌(りゅうか)』の代表的な歌人で、沖縄県内ではわりと有名です。
彼女の出身地である恩納村では『ナビィちゃん』というゆるキャラまでいて、今でも地元の人々に愛されている偉人です。

 

 

こちらは恩納村にある『ナビ―ビーチ』の写真です。
もちろん、恩納ナビィの名前が由来となって名付けられました。
他にも、この周辺には恩納ナビィの名前が元になった場所・歌碑・商品などが点在しています。

恩納村の人々にとって、恩納ナビィはそれほど重要な人物であるといえるでしょう。
一方、恩納村にはアントニオ猪木に関する地名や商品がありません。
恩納村の人々には、10:0で恩納ナビィの方がアントニオ猪木よりも愛されているのです。

恩納ナビィは200年以上前の人物でありながら、どうして未だに人々の心をつかんで離さないのでしょうか。
その理由は、やはり彼女が詠んだ歌が秀逸だったということに他なりません。

恩納ナビィの代表的な琉歌はいくつかありますが、僕が今回ご紹介したいのは『恋愛』に関して読まれた歌です。
この歌は200年以上前に詠まれたものですが、僕は現代人にこそ肝に銘じてほしいメッセージが込められていると思うのです。

 

恩納松下に 禁止の碑たちゅす 恋しのぶまでの 禁止や無いさめ

うんなまちしちゃに ちぢぬふえたちゅす くいしぬぶまでぃん ちぢやねさみ

 

これが恩納ナビィの代表的な琉歌のひとつです。
バリバリの方言で県外の方にはサッパリ意味が解らないかと思いますので、軽くご説明させていただきますね。

直訳するなら、この歌は『恩納の松の木の下になにやら禁止の立て札が立っているというが、まさか男女の恋を忍ぶことまで禁ずるようなおふれではないでしょう』という意味になります。
ちょっとザックリした解釈ではありますが、この歌のニュアンスは要するに『なんか琉球王府が命令の立て札立ててるけど、まさか恋愛禁止なんて馬鹿なこと言ってんじゃねぇだろうな』という感じです。

転じて、この歌は『たとえ王様でも恋愛を禁止することは不可能だ』という意味を含んでいるといわれています。

 

これ、現代人が学ぶべきことだと思うんですよね。
『アイドルは恋愛禁止!』『芸能人に恋愛スキャンダル!』『応援してたのに恋愛してたなんて!』みたいな炎上ってちょくちょくあるじゃないですか。
王様でも恋愛を禁止するのは無理だったのに、何の権限もない我々が他人の恋愛に口出ししてる場合じゃないと思いません?

人の恋愛を止めるなんてどうせ無理なんだから、素直に『おめでとう!』って言っときゃいいのに。
カイジの黒服みたいに『congratulation…!』とでも言いながら拍手してりゃいいのに。

今日は、『25歳までは恋愛禁止のオスカーなのに武井咲結婚!?』みたいな書き方をしているニュース記事を見てそんなことを思いました。
スキャンダルのように取り扱うんじゃないよ。祝福してあげなさいよどうせなら。

というわけで武井咲さん、TAKAHIROさん、ご結婚おめでとうございます。
特にファンとかではないんですけど、末永くお幸せに。

congratulation…! パチ パチ

…congratulation…! congratulation…! パチ パチ

… …congratulation…! パチ congratulation…! パチ

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