OKINAWAコラム!

【猛毒】沖縄の海にうじゃうじゃ棲む生き物!【凶暴】

沖縄といったら海水浴!!

というイメージってありますよね。あると思います。

でも県外の人が思うほど、沖縄県民は泳ぎません。

それは、太陽光が強すぎて海なんかより室内のほうがよっぽど涼しいとか、海は泳ぐところじゃない!釣りをするところだ!みたいな釣り好きが多いとか、そういった理由もあるのですが、海は危ないからってのがひとつの理由だと思うんですよね。

沖縄の海って、猛毒生物が多いんですよ。

シュノーケリングでもしてみればわかります。

海に潜ると、色とりどりの熱帯魚やサンゴ礁に目を奪われがちですが、岩や砂地や目立たない色の魚たちにも目を凝らしてみるべきです。

岩ソックリの猛毒魚オニダルマオコゼや、地味な小魚ながら殺傷力抜群のゴンズイ、半透明の殺人鬼ハブクラゲなどなど、数々の猛毒生物が見つかるはずですよ。

また、毒はなくとも人を襲う魚なんて恐ろしいものがいたり…

僕は釣りやビーチキャンプが好きでよく海に行くのですが、毎回1種類くらいは、なんらかの危険生物と遭遇します。

 

今日は、これから沖縄で海水浴を楽しむ観光客の皆さんのために、特に気を付けなければならない猛毒生物…というか、本当に気を付けないとそこら中にいる危険生物TOP10をご紹介しておきたいと思います。

 

沖縄の海で気を付けるべき猛毒・危険生物TOP10

10位 アカエイ

Akajei

 

アカエイは一見、キモイだけでなんの戦闘能力も有していないように思えます。

牙や爪どころか手も足もありません。文字通り手も足も出ないだろうと思えます。

でもアカエイにちょっかいをかけてはいけません。手も足も出ませんしありませんが、アカエイにはしっぽがあります。

そしてアカエイのしっぽには、巨大なトゲがあり、そのトゲには毒があるのです。

巨大なワニと果敢に戦うことで有名だったオーストラリアのクロコダイルハンター、スティーブ・アーウィンさんは、まさかのアカエイに刺されて死亡しています。ある意味ワニより強いです。

いや、でもアカエイはちょっかいをかけない限りは指してこないので、近づかなければ大丈夫なんですが、よく砂の中に潜んでいるので、踏んでしまわないように注意しましょう。アカエイに刺される人はたいてい、知らずに踏んでしまった人です。猫ふんじゃった人ならぬ、エイふんじゃった人なのです。エイってふんじゃった人なのです。

ちなみに先述のクロコダイルハンター、スティーブ・アーウィンさんは、水中で見つけたアカエイに抱きついてみたら刺されたそうです。完全に自業自得です。

 

 

9位 ヒョウモンダコ

800px-Hapalochlaena_lunulata2

 

ヒョウモンダコはもう、見るからに毒、というルックスをしたタコです。

オレ毒もってますよアピールがすさまじいです。たぶんヤンキーの学ランに夜露死苦とか刺繍されてんのと同じ心境なんだと思います。

俺マジ”毒”もってますんで夜露死苦!状態なのでしょう。あんま近づくと”噛み”ついて…どエレー”cool”な”ショー”を見せてやんぜ…!?的なアレなのでしょう。

そして実際ヒョウモンダコの毒は”ヤバい”です。ヒョウモンダコのキバ(唾液)には”テトロドトキシン”が含まれています。つまりフグと同じ毒です。

フグは食べなきゃ無害ですが、ヒョウモンダコは人間に噛みついて毒を直接注入してくるのです。

しかし実際、ヒョウモンダコもアカエイ等と同じく近づかなければ無害です。カタギには手を出さないタイプです。

アカエイと違って手も足も8本ありますが、ちょっかいをかけなければ手も足も毒も牙も出してきません。

 

 

8位 オニカマス

3875_aquaimages

 

ご覧くださいこのしゃくれっぷり。

そして『は?しゃくれてますけど何か?』という表情!これはオニカマスという魚です。

大きいものだと2mくらいになります。デカいです。

オニカマスは前世で人間に虐げられた記憶でもあるのか、めちゃくちゃ凶暴で人を襲います。

一説には、サメより人間を襲うという話があるほど。

この写真では口を閉じているのでわかりませんが、そのしゃくれたアゴの内側には鋭い牙が無数に並んでおり、噛まれると人間の肉くらいごっそり持っていかれます。

超恐いです。しゃくれとか言ってすいませんでした。

ただしオニカマスはあるていど沖に棲んでいるので、海水浴場のロープ内で泳いでいれば襲われる心配はまずありません。ボート釣りやシュノーケリングをする時には注意しましょう。

 

7位 ダツ

Hound_600

 

別名、天然ミサイルことダツ。

恐ろしい姿をしていますね。え?恐ろしく毛深い?あ、違う違う、そっちのマリオみたいな人は善良なオジさん!

写真に写っている、毛深くないほうがダツです。毛深いほうはオジさんです。

ダツは毒こそ持ちませんが、ある意味そんじょそこらの毒魚より危険な生き物です。

なにせ天然ミサイルです。ダツは魚のくせに、地上にいる人間を攻撃してきます。

水中から狙いを定め、人間めがけて飛んでくるのです。

ほら、スーパーマリオにプクプクっていう敵いますよね。マリオの足元から飛んでくる魚の。

ダツはあれの尖ったバージョンです。

魚が飛んできたくらいどうってことないだろ?って思いました?

いえいえ、ダツの口は硬くするどいので、しっかりと人間にぶっ刺さります

しかもぶっ刺さった後に体を回転させて傷を広げてきます。

『マリオww魚にぶつかったっだけで死ぬなwww脆弱すぎwww』などと笑った経験は誰にしもあると思いますが、ダツはまさに、当たっただけで人間を殺す魚なのです。注意しましょう。

 

 

6位 ガンガゼ

1024px-Diademseeigel

 

さぁこのあたりからは遭遇の危険性が増していきますよ。

こちらはガンガゼ。ウニの仲間です。

ガンガゼは沖縄の海ならどこにでもいるレベルです。岩場や漁港を探せばすぐ見つかるでしょう。

ガンガゼの恐いところは、そのトゲの鋭さです。

普通のウニって、トゲトゲしく見えても、持ち上げると大して痛くないというか、トゲがそこまで鋭くないので素手で持ち上げることができるんですが、ガンガゼは絶対に素手で持つことはできません。

スッ…と静かに刺さります。驚きの切れ味です。穴あき万能包丁もびっくりです。

しかもガンガゼのトゲは、鋭いくせにめちゃくちゃ脆く、刺さってすぐにポキッと折れます。

お分かりでしょうか。刺さったトゲは刺さった分、体の中に残ります。

返しがついているので、刺さったトゲが自然に出てくることは一生ありません。

あ、なんか学生に一人くらい、鉛筆の芯とかシャーペンの芯が手に突き刺さって怪我したやつとかいませんでした?

ガンガゼはまさに、シャーペンの芯を大量に突き刺してくるモンスターと言っても過言ではありません。

しかもシャーペンの芯と違って毒があるので痛みは倍増。なんだこの攻撃力抜群かつ高性能なトゲ。

もし今後、僕が魔王になる機会があったら、ガンガゼに魔力を注入してスライム的な立ち位置のモンスターにしたいです。

 

 

 

5位 ミノカサゴ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ミノカサゴは丈夫で飼育が容易いことから、ペットとして人気のある魚だったりします。

しかしヒレに猛毒があるので、海で出会った場合には要注意です。

僕は沖縄県内各地で、大きなサイズのミノカサゴがビーチや浅瀬を泳いでいるのを何度も見かけたことがあります。

いや、ミノカサゴは動きがめちゃくちゃ遅いので、泳いでいる、というよりむしろ漂っています。

だだしミノカサゴの場合、ナマケモノやアホウドリのように外敵が少ないから鈍いのとは違います。

外敵が来ても、いざとなれば猛毒のヒレで刺せばいいだけなので、余裕の表情でくつろいでいるのです。

その立ち振る舞いたるや範馬勇次郎の如し。いや、毒の使い手なので柳龍光の方かもしれません。

ただし凡人の我々はミノカサゴに刺されても『毒が裏返ったァァ!!』などという事にはなりません。

刺されたら激痛・嘔吐・呼吸困難の末、最悪死にます。

 

 

4位 オニダルマオコゼ

1280px-Stone_Fish_at_AQWA_SMC2006

 

第7位のダツを天然のミサイルだとすれば、オニダルマオコゼは天然の地雷です。

オニダルマオコゼは主に岩場に潜んでいます。

あまり泳ぎません。岩に擬態し、じっと隠れて、近くを通った小魚を狙うタイプの魚なんです。

別に人間から隠れているわけではありませんが、このルックスですから、水中で岩と同化されるともう見えません。

そして岩だと思って踏むと痛い目を見ます。

背びれに強力な毒があり、刺されるとアナフィラキシーショックを起こして死に至ることも。

アナフィラキシーショックってのは、よくスズメバチに刺された人が起こすアレです。

スズメバチレベルの毒トゲを十数本も備えた罠が、海中の岩場に隠れているのです。

生物兵器もいいところです。

沖縄県民は靴やサンダルのまま海に入る人が多く、観光客から見れば???状態らしいのですが、あれはオニダルマオコゼやガンガゼといったトラップ系危険生物を警戒してのことです。

 

 

3位 オニヒトデ

Unicode

 

オニカマス・オニダルマオコゼに引き続き鬼系シリーズ第三弾!

だいぶ特殊な鬼物語の締めくくりはオニヒトデです。

あぁ、今までの鬼たちに比べて鬼感つよいですね。トゲだらけというかツノだらけというか。

オニカマスはどっちかというと篠原 信一っぽかったし、オニダルマオコゼもガッツ石松っぽかったですもんね。

オニヒトデの危険性は災害レベルもまさに鬼。サンゴを食い荒らし、絶滅に追いやっていることでも知られています。

毒性の強さも鬼レベルです。あの大量のトゲすべてに毒針があり、強い神経毒を持っています。

鬼の手で触れてもすり抜けますが人の手で触れたり踏んだりすると刺されます。最悪死にます。

ちなみに、今までご紹介してきたオニカマス・ガンガゼ・ミノカサゴ・オニダルマオコゼなどの危険生物は、めっちゃ危ないけど食べちゃえば結局美味しいという一面もあり、実際に食用に使われることも多いのですが、鬼の如く人間に厳しいオニヒトデさんに限っては、食べる事もできません

ほっとけばサンゴを食い荒らして自然環境を荒らし、近づけば人類に牙をむき、捕らえても毒針の塊でしかないので処理に困る。

人間の天敵かよ。鬼かよ。

 

 

2位 ハブクラゲ

Chiropsalmus_quadrigatus

 

沖縄の陸上で最も危険な生物はハブ。

そしてその名を冠するクラゲがハブクラゲです。

鬼の如く危ないヒトデがオニヒトデなら、ハブの如く危ないクラゲがハブクラゲなのです。

沖縄のビーチは周囲をぐるりとネットで囲ってあるところが多く、『あれ?何かの錬成陣かな?』と思われてしまいがちですが、あれは別に人体を錬成しようとしている訳でも賢者の石を錬成しようとしている訳でもなく、主にハブクラゲの侵入を防ぐためのものなんです。

ハブクラゲは日本近海に生息するクラゲの中で最も危険なクラゲの一種です。

世界一危険なクラゲとして悪名高い”キロネックス”っていうクラゲがいるんですが、ハブクラゲはキロネックスに近縁のクラゲです。

何が危険って、ハブクラゲは透明なので、海中にいてもほとんど見えません。

知らず知らず近づいてきます。しかもハブクラゲは、チクリとかわいらしく刺してくるわけではありません。

ハブクラゲの触手は振動するものに自動で絡みつく性質があり、人間に触手の一部が触れた瞬間、ぐるりと絡みついてきます。

そして触手の一本一本には無数の刺胞(毒針の詰め合わせ福袋みたいなもん)があり、どんどん毒を発射してきます。

毒針は目に見えないほど小さいので、手で抜こうとしても無理です。むしろ抜こうとした手に刺さります。

もうダッシュで逃げるしかないのです。ダッシュで逃げて、速攻で病院に行くしかないのです。

刺されたら一刻も早く治療してください。なにせ病院にも、ハブクラゲの血清というものはありません。

ハブクラゲに刺されたくなければ、防護ネットのあるビーチで泳ぐか、そもそも泳がないか、体内の炭素の結合度を変化させ自分の体をダイヤモンドのように硬化させる『最強の盾』を錬成するしかないのです。

そんなことできないとか、ありえないなんて言ってる場合じゃありません。ありえない、なんてことはありえないんです。

 

 

1位 アンボイナ貝

800px-Cone_géographique

 

栄えある一位、いや栄えない一位はアンボイナ貝です。

これは僕個人の意見ですが、コイツの危険度は2位以下の危険生物と比べても群を抜いていると思います。

比較物が無いのでわかりにくいんですが、アンボイナ貝って小さいんですよ。大きいものでもせいぜい10cm前後くらいでしょうか。

貝にしちゃ大きいかもしれませんが、手のひらサイズで、危険生物って感じじゃないんですよね。そこが危険なんです。

アンボイナ貝は沖縄のビーチや磯に行けば、普通に落ちてたりするんですよ。全然隠れてないんです。

普通、ビーチに貝が落ちてたら死貝、つまり中身の入っていない貝殻の状態であることが多いんですが、アンボイナ貝は生きた状態で浅瀬にポンと落ちてるんです。

何も知らない人だったらつい拾ってみちゃいますよね。特に子供なら、綺麗な貝を見つけたとばかりに拾っちゃいますよね。

でも拾っちゃダメなんです。拾った途端、貝とは思えないようなスピードで中身が動きだし、毒針を発射してきます。

マジで、貝ってそんなスピードで動くの!?ってスピードで動きます。で、肉眼で追えないくらいの速度で毒針を飛ばしてきます。

えぇ、拾ったことのある僕が言うんだから間違いありません。刺されこそしませんでしたがマジでビビりました。

肉眼で追えない速度ってのは誇張じゃなく、アンボイナ貝は普段、この毒針で魚を捕らえて食べている肉食の貝なので、つまりは水中の魚でも避けられないほどのスピードってことです。

アンボイナ貝の恐ろしいところは、その毒性の強さにもあります。アンボイナ貝の毒はコノトキシンという神経毒で、毒性の強さはインドコブラの37倍です。

僕はインドコブラに一回噛まれたら死ぬ自信があります。いや、もしかすると遭遇したショックだけで死ぬかもわかりません。そのインドコブラの37倍。僕が370人くらい死にます。

ちなみにアンボイナ貝は沖縄の方言で、”ハブガイ”とか”ハマナカー”と呼ばれています。ハブガイってのはもちろん、ハブクラゲ同様、ハブの如く危ないって意味を冠してるわけですが、ではハマナカーはどういう意味かというと、”(刺されたら病院に行くどころか)浜辺の真ん中あたりで力尽きて死ぬ”の略です。

アンボイナ貝はもうヤバいくらいヤバい、とヤバいくらいヤバい日本語で形容するしかないほどヤバい貝なので、沖縄の海で遊ぶ時にはかなり気を付けていただきたいと思います。

 

 

猛毒動物 最恐50 コブラやタランチュラより強い 究極の毒を持つ生きものは? (サイエンス・アイ新書)

[contentblock id=footerlink]
←おすすめ

-OKINAWAコラム!
-, , , , , , , , , , , , ,