OKINAWAコラム!

チーイリチー

沖縄にはチーイリチーという料理があります。

標準語に訳すと『血の炒め物』という意味なのですが…

なんだか物騒な名前ですよね。

食べたことのない人には、どんな料理か見当もつかないと思います。

 

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こちらがチーイリチーの写真。

一見、豚の血を野菜類などと共に炒めた料理のようにしか見えませんが…

実はチーイリチーとは、その見た目とは裏腹に、豚の血を野菜類などと共に炒めた料理なのです!

 

独特な調理法を用いることの多い沖縄料理の中でも特に異彩を放っているのがチーイリチー。

沖縄には昔から、『豚は鳴き声以外捨てる所がない』という言葉があり、その言葉通り、沖縄の先人たちは豚の血すらも炒め物にして食べてきたのです。

ちなみに沖縄では、豚の血は炒め物に、骨は沖縄そばなどのダシに、爪すらも三線の爪として利用してきました。

『豚は鳴き声以外捨てるところがない』なんて言っておきながら、鳴き声すらも魔除けとして利用されていたそうです。

沖縄県民にとって豚はまさにパーフェクト家畜飛べない豚は、ただのパーフェクト家畜なのです。

 

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さて、気になるチーイリチーのお味ですが…

豚の血は炒めると水分が飛んで固形化するため、味はレバーに似ています。

細かく刻んだレバーを醤油などで炒めれば、似たような味になるかもしれません。

少しクセがあるので、ごはんに乗せると食べやすくなります。

ここで気になるのは、『ごはんと合うなら、スイカバーにも合うの?』ということですが、残念ながらスイカバーとチーイリチーは合いません。

 

チーイリチーは沖縄でも特殊な食べ物なので、どこの食堂にも置いてあるものではありませんが、もし見つけた方は一度食べてみてくださいね!

 

 

 

豚と沖縄独立

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